元プロ野球選手の宮本慎也氏の著書『洞察力 弱者が強者に勝つ70の極意』。
長年プロ野球の第一線で活躍され、オリンピックでは日本代表の主将も務めたほどの方です。
野球の体験を通じて書かれていることからは、野球だけでなく仕事に取り組む姿勢や、人としてのあるべき姿を学ぶことができます。
プロ野球選手は個人事業主のようで、怪我や病気で一気に稼げなくなるリスクも孕んでいる。
そんな世界で20年近く活躍されてきた中で、信念を持って時代と自分の身体的な変化に対応されてきたことが書かれています。
《変化を恐れないこと。》
《事前準備の大切さ、長期目標と短期目標。》
宮本さんの思考が垣間見える一冊となっています。
プロとしての基準や生き方、思考を学べる一冊です。
野球を知らない方でも非常に気づきの多い本になると思います。