幼少期は喘息や習慣性脱臼や吃音を経験し、運動がままならなかったりコミュニケーションを図れなかったりしたことからいじめや不登校を経験した著者の臼井由妃さん。
そこから童話の朗読や合唱を通じ、自力で症状を改善し就職したものの吃音の再発で退職。
その後会話とは縁のない職業に就きながら、治療中に出会った28歳年上の方とご結婚されました。
しかし、新婚3か月目で旦那様に癌が見つかり、専業主婦から旦那様の跡を継ぐ形で経営の道へ進まれています。
正社員の経験がないなか、3億もの負債を抱える会社をV字回復に導く実績をつくるほど努力をされたにも関わらず、その間に感じた周囲とのすれ違いに「このままでいいのだろうか」という想いを抱き、そこから学び改善されてきたことを本書ではまとめられています。
臼井さんご自身が凄まじい努力をされてきているからこそ、経験されてきたことがたくさん記載されており、社会でどのような女性が可愛がられるのか、仕事を通してさまざまな方と円滑にコミュニケーションを取りより業務を進められるのか、そして女性としての在り方などが実生活とリンクしながら読み進められると思います。
これから仕事をさらに頑張りたいと思っている方、今まで仕事を頑張ってきたけど何かうまくいかない気がすると思われている方、完璧主義でなかなか人に頼ることができない方など。
世の中で働かれるすべての女性にぜひ読んでいただきたい一冊です。
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