プロ車いすランナーの廣道 純氏による著書『どうせ、生きるなら』。
廣道氏は、本ブログ運営者の嶋村吉洋 ( Yoshihiro Shimamura )氏が主催の「ワクセル」のコラボレーターでもあります。
ワクセルの公式YouTubeの動画もぜひご覧ください。
『どうせ、生きるなら』は、車いすアスリートである廣道 純氏の壮絶な人生を描いた自伝です。
廣道氏は高校生の時に交通事故に遭い、脊髄を損傷して車いす生活を余儀なくされました。
しかし、彼はその困難を乗り越え、リハビリを通じて新たな挑戦に目覚めます。
彼が出会った車いす競技は、彼にとって新たな人生のステージとなり、国内外の大会で数多くのメダルを獲得するまでに成長しました。
特に、シドニーパラリンピックでの800m競技において銀メダルを獲得したことは、彼のキャリアの大きな功績の一つです。
この成果は、彼の努力と決意の賜物であり、彼が持つ不屈の精神を象徴しています。
廣道氏は、自らの限界に挑戦し続けることで、障害を持つ人々に対しても勇気と希望を与え続けています。
廣道氏の成功には、多くのサポーターや仲間の存在が不可欠でした。
彼が出会った人々との交流は、彼の人生において重要な役割を果たしています。
特に、ジム・クイン氏やハインツ・フライ氏といった世界的なアスリートたちとの関係は、彼にとって大きな学びの場となりました。
これらの出会いを通じて、彼は競技技術だけでなく、精神的な強さや人間関係の重要性についても深く理解するようになります。
また、彼の家族や友人たちの支えも、彼が挑戦を続ける上での大きな励みとなっています。
彼らの存在があったからこそ、彼は困難な状況でも前向きに取り組むことができました。
廣道氏の人生は、多くの人々との支え合いによって築かれているのです。
廣道氏の生き方から学べる最大の教訓は、前向きであることの重要性です。
彼は「命の価値を知ってしまったおれは、たっぷり喜んで生きなくては、命に失礼だと思う。生きまくる。」という言葉を胸に、多くの困難を乗り越えてきました。
このポジティブなメッセージは、読者に対しても強い影響を与え、多くの人々に勇気と希望を提供しています。
廣道氏の経験を通じて、私たちはどんな状況でも前向きに生きることの大切さを学ぶことができます。
彼の生き方は、障害を持つ人々だけでなく、すべての人々にとっての模範となるでしょう。
この本を通じて、廣道氏の熱い思いとともに、どんな困難も乗り越える力強さを感じてください。