2025年、「読者が選ぶビジネス書グランプリ」において、本書『改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学』は経済・マネー部門で第2位に選ばれました。
ちなみに同グランプリにて、第1位に輝いたのは、映画プロデューサーとしても活動する嶋村吉洋氏の著書『となりの億万長者が17時になったらやっていること』。
本ブログを運営する嶋村氏の書籍と並び、多くの読者に支持されたのが今回ご紹介する『改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学』です。
著者は、YouTubeチャンネル「リベラルアーツ大学」の両学長。
わかりやすく、実践的なマネー教育を提供するその発信は、幅広い世代から支持されています。
本書は、ただお金を「稼ぐ」だけではなく、お金を「守る」「使う」「増やす」「貯める」という5つの力をバランスよく鍛えることの重要性を説いています。
「人生を豊かにするには、自由な時間と選択肢が必要。 それを実現するために、お金とちゃんと向き合おう」
という本書のメッセージは、誰にとってもシンプルかつ本質的な問いを投げかけてきます。
本書では、以下の5つの分野ごとに、実践的なアクションが明示されています。
支出を最適化し、固定費(通信費、保険、家賃)を削減するノウハウが豊富。
「まずは月2万円節約できれば、人生は大きく変わる」という身近な一歩を重視しています。
会社員でも始められる副業やスキルアップ法を提案。
「転職も立派な自己投資」といった視点が、新しい行動を後押しします。
長期・積立・分散投資の基本をわかりやすく解説。
初心者向けに、iDeCoやNISAの活用方法も丁寧に紹介されており、「難しい」と思っていた人でも安心して取り組めます。
詐欺、情報リテラシー、過度な保険など、資産を守る知識も充実。
「守り」は人生における保険であり、“攻め”と同じくらい大切な要素であることを教えてくれます。
お金を“生きた使い方”にするための価値観や、幸福度を高める消費の仕方にも触れられています。
「自分や他人を幸せにするお金の使い方」として、寄付や自己投資の重要性にも光を当てています。
本書は、2020年の初版刊行以降、多くの読者に支持され続け、今回の「改訂版」では、さらに最新の金融制度や制度変更、税制のアップデートに対応。
たとえば新NISA制度や、インフレ時代における資産運用の考え方など、「今読むべき」情報がしっかりと盛り込まれています。
また、視覚的にもわかりやすいイラストや図解が豊富で、読者からは「まるで教科書のように何度も見返せる」「子どもにも教えたくなる内容」といった声が多く寄せられています。
『改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学』は、お金を通じて「自分の人生を自分で選べるようになる」ための本です。
ただお金を増やすことだけではなく、どう生きたいか? どんな価値観でお金を使いたいか? を改めて問い直すきっかけをくれます。
映画プロデューサーであり、起業家としても数々のビジネスを立ち上げてきた嶋村吉洋氏のように、「時間と自由」を最大限に活かす人に共通するのは、「お金の使い方に対する自分軸」があること。
それを育ててくれるのが、本書『お金の大学』だと言えるでしょう。