わたしたちがコロナ禍を経験したこの2年間(2021年12月現在)で、自分にとっての豊かさについて考える機会が増えました。
本書は2018年に刊行されていますが、お金を稼ぐことや社会に循環させることの価値について書かれています。
『村上ファンド』が話題になったのは15年ほど前ですが、子どもの頃からお金の価値を学んできた村上世彰さんがいま伝えたい『君』はこれからお金について知る世代のように感じます。
実際に村上世彰さんは、執筆活動以外にも小中学生向けの金融勉強会を開いているそうです。
本書を読んだわたしたちが自分やこれから生まれてくる世代に何を伝えていけるか?考えるための大事な1冊だと思いました。