作家、コピーライターとして活躍されているひすいこうたろう氏による著書『人生が変わる朝の言葉』。
ひすいこうたろう氏はこれまでも多くの書籍を出版されている作家です。
本ブログの運営者、嶋村吉洋氏が主催するソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」のコラボレーターでもある、大嶋啓介氏と共同で書かれた書籍『前祝いの法則』は以前紹介したことがあります。
数多くある早起き本のノウハウというよりは、朝にぴったりな名言を紹介しながら朝を変えることが人生を変えることにつながると説いている本です。
人が変わる方法は3つだけで、「時間配分を変える、住む場所を変える、付き合う人を変える」という大前研一氏の言葉より、朝の時間を使うことは時間配分を変えることだというところから始まる。
早起きのメリットは数多く語られていて、朝日を浴びることによる効果、免疫力の向上、心の余裕などたくさんあります。
本書ではそういったメリットだけではなく、朝起きること自体が奇跡であるという根本のところにも言及しています。
フランスの作家、ジュール・ルナールは「毎朝、目を覚ますたびに、お前はこう言ってもいいだろう。目が見える。耳が聞こえる。体が動く。気分も悪くない。有難い!人生は美しい!」と言っています。
目を覚まして一日を始められることが当たり前でない人も、広い世の中にはいるといいます。
そう考えると、この朝を迎えるということだけでも大きな感謝を覚えます。
その他も、日々を実験として生きる、10歳の頃の自分が夢中になっていたものを思い出す、など朝の時間の捉え方が多様な角度から書かれています。
世の名言も知ることができ、モチベーションも上がることも期待されます。
朝の時間を変えたい、人生少しでも変化させたい人にオススメの一冊です。