元国税調査官の通称“おかん税理士”として活躍されている飯田真弓氏の著書『税務署はやっぱり見ている。』。
飯田真弓氏は、本ブログの運営者である嶋村吉洋 ( Yoshihiro Shimamura )さん主催のソーシャルビジネスコミュニティ、ワクセルのコラボレーターでもあります。
ワクセル内でコラムも掲載されているので、こちらも併せて読むことをオススメします。
本書は、元国税調査官である著者が、自身の経験に基づいて、税務調査の実態を赤裸々に明かしたものです。
多くの納税者が知らない、税務調査の裏側を解説することで、税務調査への不安を解消し、適切に対処するための情報を提供しています。
税務調査官は、申告内容に不備がないか、不正な所得を隠していないかを調査します。
具体的には、以下のような点に注目します。
また、納税者から様々な情報を聞き出そうとします。
具体的には、以下のような質問をします。
さらに納税者の帳簿も丹念に調べます。
こちらも具体的に、以下のような点に注目しています。
納税者の弱点を巧みに見つけて、追徴課税に繋げようとします。
下記の点に注意すると良いでしょう。
本書では、税務調査を正しく理解し、適切に対処するための情報を提供しています。
以下のような対策が有効だと書かれています。
『税務署はやっぱり見ている。』は、税務調査の恐怖を煽るような内容ではありません。むしろ、税務調査を正しく理解し、適切に対処するための情報を提供しています。
知っているだけで多くのメリットを享受できることでしょう。
勉強の一冊として非常にオススメです。