実業家・作家の永松茂久氏による著書『在り方』。
『人は話し方が9割』といったベストセラーも出版されている、今注目の作家の一人です。
永松茂久氏は、本ブログ運営者の嶋村吉洋 ( Yoshihiro Shimamura )氏が主催のソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」のコラボレーターの一人でもあります。
また、永松氏に関するコラムがワクセル公式ホームページ内でも複数投稿されています。
永松茂久氏の『在り方』は、自己啓発とリーダーシップに焦点を当てた本であり、「どう生きるか」ではなく「どうありたいか」を問うことの重要性を説いています。
序章では、著者が「自分の軸」を持つことの大切さを強調します。
現代社会において、多くの人々が情報や価値観の波に飲まれがちですが、自分の信念や価値観に基づいた「軸」を持つことで、ぶれずに生きることができると説いています。
第1章では、自己理解と自己受容がテーマです。
著者は、まず現在の自分と向き合い、自己の本質を理解することが重要だと述べます。
これには、自己分析や内省が必要であり、自分の強みや弱みを把握することが含まれます。
さらに、自己を客観的に見ることで、自己成長の方向性を見出すことができます。
ここで重要なのは、他者の評価に左右されず、自分自身の価値観に従って行動することです。
第2章では、言葉の持つ力と、それが「在り方」にどう影響するかについて触れています。
言葉は単なるコミュニケーションの手段ではなく、自己の在り方を形成する重要な要素であると強調します。
言葉には現実を変える力があり、ポジティブな言葉を使うことで自分の在り方もポジティブに変わると述べています。
また、他者に対する言葉遣いも重要で、尊敬と感謝の気持ちを持って接することが、良好な人間関係を築く基盤となると説いています。
最終章では、自分の軸を持ち続けるための具体的な方法が紹介されています。
日々の生活の中で自分の在り方を問い続けることの重要性を説いています。
これは簡単なことではありませんが、定期的に自己反省を行い、自分の軸を確認することで、ぶれない生き方が実現できると述べています。
また、自分の在り方を他者に伝えることで、その影響力を広げることができると強調しています。
本書は、自分の信念や価値観に基づいた生き方を追求するための指南書です。
自己理解から始まり、言葉の力を活用し、日々の生活で実践することで、確固たる自分の軸を持ち、ぶれない生き方を実現するための具体的な方法を提供しています。