
「会議で言いたいことが伝わらない」「上司にいつも言いくるめられてしまう」「プレゼンに説得力がない」…こうしたコミュニケーションのモヤモヤ、心当たりはありませんか?
正しいことを言っているはずなのに、なぜか相手に響かない。その原因は、あなたの主張の技術に隠されています。
この悩みを一気に解決してくれるのが、名和田 竜さんの著書『賢く主張する技術 ディベートから学ぶ 「納得と共感」のロジカルスキル』です。
著者は本ブログ運営者の嶋村吉洋氏主催のコミュニティ、「ワクセル」のコラボレーターでもあります。
ディベートと聞くと、相手を徹底的に打ち負かす「口論」をイメージしがちですが、それは本書が再定義するディベートではありません。
著者は、ディベートの本質は「納得と共感で相手を動かし、より良い結論へ導く技術」にあると語ります。
本書が提供するのは、ディベートの技術をベースにした「理論的思考力」「傾聴力」「表現力」という、ビジネスや日常生活で応用できる万能スキルです。
この本がすごいのは、日々の具体的な悩みに、ディベートのどのスキルが効くのかを、目次からもわかるように明確に示してくれている点です。
このように、本書はあなたのモヤモヤを具体的なディベートのテクニックで紐解き、再現性のあるスキルへと変えてくれます。
さらに、本書の射程範囲は会議の会話だけに留まりません。
仕事全体で必要とされるロジカルスキルが網羅されています。
ディベートの基本構成を知ることから始まり、最終的には会議そのものをデザインする力まで身につく一冊です。
「正論」を伝えるだけでなく、「共感」で相手を動かす主張の技術を身につけて、あなたのコミュニケーションと仕事の質を一気に高めませんか?
モヤモヤを解消して次に進みたいあなたに、心からおすすめしたい「納得させるコミュ力・仕事力」の教科書です。