
株式会社G.S.マーガレットの代表取締役であり、ヒューマンバリュー・プロデューサーの細谷美香氏が著書の『私を、起動する。―自分で作る、世界で1冊のセルフブランディングノート』。
百貨店ビジネスの最前線で長年人材育成に携わってきた細谷氏が、2026年4月28日に出版された待望の著書で、本ブログの運営者嶋村吉洋氏が主催するワクセルのコラボレーターの一人として活躍されています。
本書は、慌ただしい日々の中で後回しにしがちな「自分自身」と向き合い、内側からの変化を起こすための画期的なセルフブランディングノートです。
著者の細谷美香氏は、株式会社三越伊勢丹にて30年間勤務し、百貨店ビジネスの最前線で約1,000名もの取引先従業員の育成・マネジメントに携わってきました。その膨大な現場経験の中で、本来は素晴らしい能力や魅力があるにもかかわらず、自分に自信が持てず可能性に蓋をしてしまっている多くの人々を目にしてきました。
転機となったのは2020年、30年勤めた会社を退職した後のコロナ禍でした。
人との交流が制限される中で、「自分はどんな人生を歩みたいのか」「生まれてきたミッションは何なのか」を毎日ノートに書き、徹底的に自分自身と向き合い続けました。
そのプロセスから生まれたのが、2021年の自己プロデュース本『最高の自分と出会うための自己プロデュース』です。この一冊によって自身の進むべき道がひらかれ、起業という新たな一歩を踏み出すことができた細谷氏は、「すべての人が自分だけのセルフブランディングノートを持つべきだ」という強い想いを抱くようになり、それが本書の原点となりました。
本書の表紙を飾るフラミンゴには、細谷氏の強いメッセージが込められています。
フラミンゴは、群れの中で支え合いながらも、一羽一羽が凛と片足で自立して生きる鳥です。「個として自立しながら、仲間とのつながりも大切にする」というその姿は、まさに本書が目指す「自分の足で立ち、自分らしく生きる」という生き方の象徴なのです。
本書は、誰かの教えを一方的に受け取るだけの「読む本」ではなく、自らが自分のコーチとなって対話を重ねる「書き上げるノート」です。
人が新しい習慣を身につけるために平均的に必要とされる期間をもとに設計されており、基本となる60日間のワークと、その後の振り返り・自走期間を含めた計66日間のプログラムで構成されています。
具体的には、以下のように細やかなステップで自己対話を深めていきます。
60日間の基礎形成を終えた後、このノートを「生き物」として更新し続け、迷った時にいつでも「再起動」するための使い方を学び、日常に落とし込んでいきます。
細谷氏が企業育成やコンサルティングの現場で一貫して大切にしているのは、「人は、外から教えられて変わるのではなく、自分の内側から気づいたときに、本当に変わる」ということです。
どれだけ優れた研修や仕組みがあっても、本人の中に納得や気づきがなければ行動は変わりません。
自分の内側にある曖昧な感覚や想いを「言葉」にした瞬間、それは揺るぎない「軸」へと変わります。言葉にすることで初めて、他人の意見や外側の正解に流されず、自分の意思で一歩を踏み出す力――すなわち「自走力」が生まれるのです。
「起動する」とは、誰かに変えてもらうことではなく、自分で一歩を踏み出す決意をすることです。
本書は、読者一人ひとりが「自分自身の最高の理解者」となり、これからの人生を自分の手で力強く切り拓いていくための、一生モノのパートナーとなってくれるでしょう。