
元プロ格闘家の大山峻護さんは、かつてヴァンダレイ・シウバやピーター・アーツといった世界の強豪と激闘を繰り広げてきた、文字通りの「戦士」です。
現役時代は網膜剥離による失明の危機や数々の骨折など、凄絶な怪我との戦いでもありました。
しかし引退後、彼はその劣等感や苦しみを「心の筋肉」へと昇華させ、また「ご縁つなぎの達人」として新たな道を切り拓いています。
大山氏は、本ブログの運営者の嶋村吉洋氏が主催する「ワクセル」のコラボレーターでもあります。
今回は、彼がリングではなく「人との繋がり」において辿り着いた極意をまとめた一冊、『ご縁つなぎの法則』をご紹介します。
格闘家としてのキャリアを終えた大山さんが現在展開しているのは、格闘技の理論を応用した企業研修「ファイトネス」や、25年間にわたり牽引してきた「大山会」などの活動です。
「大山会(おおやまかい)」は、ご縁繋ぎの食事会や交流会を定期的に開催しており、ほぼ毎日食事やお茶会が開かれているようです。
一見、勝負の世界と「ご縁つなぎ」は対極にあるように思えます。
しかし、大山さんは現役時代の過酷な経験を通じて、一人で戦うことの限界と、支えてくれる人々との繋がりの尊さを痛感してきました。
本書は、彼が格闘技のリングで見せた「強さ」を、現代社会で生きていくための「しなやかな繋がりの技術」へとアップデートした、人生の指南書とも言える構成になっています。
大山さんは、「ご縁は偶然の産物ではなく、日々の姿勢から生まれるもの」だと説いています。良い縁を引き寄せるために彼が大切にしているのは、極めてシンプルで本質的な哲学です。
読者からは「イライラが減り、心が軽くなった」という声が多く届いています。
それは、彼の手法がテクニックではなく、自分の在り方を整えることから始まるからでしょう。
現在、大山さんは難病を宣告され、新たな闘病生活の中にいます。
しかし、彼はこの絶望的な状況すらも「これからの生き方を見つめ直すためのギフト」と表現しています。
親友の死や自身の病を経験したことで、「人生は期間限定である」という実感を深めた大山さん。
限られた時間の中で、いかに感謝して生きるか。本書の根底には、「居場所は自分でつくればいい!」という力強いメッセージが流れています。
大きな変化を起こす必要はありません。
ハンドルを1ミリだけ傾けるような小さな一歩、あるいは自分を少しだけ俯瞰して見る勇気。それだけで、世界との繋がり方は変えられるのだと、彼の生き様が教えてくれます。
人生の困難に直面したとき、自分を救ってくれるのは過去の栄光ではなく、それまでに築いてきた「ご縁」なのかもしれません。
『ご縁つなぎの法則』は、格闘家として、そして一人の人間として「痛み」を知る大山さんだからこそ書けた、魂のメッセージです。
もし今、あなたが孤独や停滞を感じているのなら、この本を手に取ってみてください。
あなたの人生を彩る新しい「ご縁」は、もうすぐそばまで来ているはずです。