夢と金

キングコング西野亮廣氏の著書『夢と金』。

冒頭から非常にメッセージ性の強い言葉が並びますが、西野氏が常に発信していることが詰まった珠玉の一冊となっています。

​「金の話ばかりしやがって」と言うのなら、分かった。
だったら、僕よりも大きな夢を語り、行動している人間を連れてきてくれ。
それができないのなら、話を聞いて欲しい。
耳障りの良い話はしない。
夢を繋ぐ為の本当の話をする。８０分あれば十分だ。

『夢と金』　はじめに

大きく三つの章に分かれており、まずは富裕層の生態、コミュニティ、そしてNFTについてと、ホットな話題が続きます。

第一章は富裕層の生態。

​「プレミアム」と「ラグジュアリー」の違いから始まり、一般的な人は富裕層向けの商品にいかに助けられているかということが、飛行機のクラスで例えられいます。

第二章のコミュニティに関しては、応援する、応援しあう文化を作り出すことの大事さからコミュニティの形成について書かれています。

これからの時代を生き抜くために大切な考え方を学べます。今のご自身にも取り入れられる項目が多いのではないでしょうか。

第三章はNFTについて。

これはまだまだ一般にも認知されていく新たな概念で、理解するには相応の勉強が必要です。

ただ、本書ではわかりやすく噛み砕いて概要が説明されているので、一体何なのか、なぜ注目されているかがわかるような一冊担っていると思います。

全体を通して、社会人問わず誰もが知っておくべき知識がふんだんに書かれていますので、どんな方にもオススメの一冊です。

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